| エレクトロニクスがもたらす、新たな「くらし革命」 パナソニック 大坪社長 H23.10.4 |
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1.主婦の家事からの解放 ・今回の震災で大規模な停電を経験したが、各家庭には100点以上の電気製品があると言われている。 ・1957年に松下が「電気製品が家庭のくらしにどのような影響が出来るか」という新聞広告を出した。 主婦の家事の時間は、1951年には4時間49分であったが、2006年には2時間43分に減少した。 洗濯機、掃除機、炊飯器などの電気製品は主婦の家事から7解放することになったと思っている。 ・j新興国の発展等により、 2000年には人類の消費は地球が生産する1.5倍となり、社会や価値観を 大きく変える必要が出てきた。最近ではエコでスマートという価値観が定着してきた。 ICTはエコでスマートな快適な生活の牽引になるべきだと思う。 2.パナソニックの経営 ・松下の経営理念は、モノづくりで社会の発展、豊かな暮らしに貢献する (ideas for life) である。 松下幸之助の考えは、松下が世の中のためにならないなら、会社は潰すべきだという考えである。 エレクトロニックがエコでスマートな生活を実現するのなら、業界の先頭に立って走りたいと考えている。 ・創業100周年ビジョンとして、エレクトニックスNo.1の環境革新企業 を制定し、取り組んでいる。 Green life innovation と Green business Innovation の2つの面から取り組んでいる。 ・Green life innovationでは、便利さと快適さを犠牲にしないで省エネルギーの商品を世界中に浸透させる ことであり、そのため、くらしを変えるソリューションを提供することにと考え、取り組んでいる。 ・CO2±0のくらしでは、@創エネ・省エネとエネルギーマネージメント、Aつながるテレビ、Bセキュリティ Cヘルスケア の製品を開発し、まるごと提案として提供していく考えである。 創エネ、省エネとしては、LED照明、太陽光発電システム、家庭用電池、蓄電システムなど地産地消の 製品を提供しており、プルゴンエコタウンとして「まるごと提案」 として展開している。 ・つながるテレビとしては、AV機器同士の接続、ビエラコネクトというクラウドにより進めている。 ・セキュリテイでは、人数や性別、年代を判定するセキュリティカメラの進化により防犯性能を向上している。 ・ヘルスケアでは、院内業務支援、ヘルスケア、早期診断に取り組み、医療福祉ロボットは開発している。 自社の工場で実行し、店舗、病院、街まるごと提案として、展開しており、藤沢や中国で実施している。 ・Green business Innovation は環境負荷の低減に取り組んでおり、エコテクノロジーセンターでは、 リサイクル再生資源を使いこなす考えでリサイクルに取り組み、中国に対し工場まるごと提案している。 ・製品やソリューションを開発する場合の不可欠な視点として、@知らないうちに最適、A直感的に動か せるように自然に使いこなす、B身近なところで最低限のことが出来るもしもの備え を考慮している。 ・今回の震災で大規模な停電を経験したが、各家庭には100点以上の電気製品があると言われている。 ・1957年に松下が「電気製品が家庭のくらしにどのような影響が出来るか」という新聞広告を出した。 主婦の家事の時間は、1951年には4時間49分であったが、2006年には2時間43分に減少した。 洗濯機、掃除機、炊飯器などの電気製品は主婦を家事から解放することになったと思っている。 ・j新興国の発展等により、 2000年には人類の消費は地球が生産する1.5倍となり、社会や価値観を 大きく変える必要が出てきた。最近ではエコでスマートという価値観が定着してきた。 ICTはエコでスマートな快適な生活の牽引になるべきだと思う。 |