| ICTの革新とインテルのビジョン インテル 吉田社長 H23.10.4 |
|
1.優しいICT ・インテルとしては、本来、人間が持っている優しさを原点とした技術の可能性を追求したいと考えている。 そのためには、ハード中心ではなく、人と技術が共存する時代に向け、人を中心とする技術の開発である。 2.サイボーク型ロボット : 筑波大学 山海教授 ・人の意志に従って動くロボットHALを開発している。HALは身体に装着することによって、身体機能を拡張 ・人が筋肉を動かす時、脳から筋肉に神経信号が伝わり、筋骨格系が動作する。その微弱な電流が皮膚 ・HALは長寿社会に向け、障害者への自立動作支援、リハビリ支援、見守り支援技術などに適応できる。 ・国際イノベーションプラットフォームを構築するため、欧米の大学等と協力して実現する考えである。 この開発には、追いつき追い越せ型人材ではなく、自ら発想する未来開拓型人材を育成する必要がある。 3.社会的課題を解決するソリューション ・社会的課題を解決する必要があるが、ハードだけでなく、ソリューション的に取り組む必要がある。 ソリューションを開発するにはハードとソフトとサービスを組み合せて作り込み、摺合せの中で、思いやり ・社会的課題を解決するソリューションを開発するには国際協業と21世紀型の人材の育成が必要である。 インテルはグローバルにイノベーションを起こすために、国際的に取り組んでいくことを考えている。 4.インテルの新しい取り組み ・ICTによる新しいコミュニケーションを考えている。これからのコミュニケーションは離れていても繋がって いるという安心感を持てることが大事である。家族が色々と離れたところから電子ウォールに書き込む ・新しいパーソナルコンピュータとしてウルトラブックを東芝やイーサなどと開発しており、近々に発売する。 特徴は、薄く、軽い、大画面のパソコンで、短時間に立ち上がるラピッドスタート機能も実現している。 ・省エネに向けた新しいエネルギー管理を実現する予定である。家庭内の各所にセンサーを着け、家庭内 のエネルギーを管理することを考えており、今後はすべてのパソコンにセンサーを着ける考えである。 →今必要なことは課題を先送りしないで、みんなで取り組むことだと考えている。 思いやりのあるICT技術を日本で追及し、再び世界に発信する必要があると思う。 |